罪悪感と潜在意識のカンケイ

心理学

今日は自己肯定感を伸ばすうえで
超基本的かつ重要な
「罪悪感」
について書いてみます。

罪悪感。

これはとてもやっかいな感情です。

罪悪感は、
文字通り罪悪を感じること。

自らを罪深い存在と感じること。

なぜやっかいなのか??

罪悪感を感じると、
人って、ある意味
慎ましく(つつましく)なるんです。

出すぎてはいけない・・

人に迷惑をかけてはいけない・・

そうやって慎ましくなると、
慎ましい素振り自体は
日本人に好まれやすいのです。

日本人の国民性として
あまり自己主張を得意とせず
自己主張が強い人を敬遠しがちです。

ようするに無難。

無難が一番、というリスク回避の
生き方が奨励されがちなんですね。

そうすると、
慎ましい素振りは
その国民性と「マッチ」してしまう。

慎ましくあることで
人間関係のリスクを回避できる。

すると、慎ましくあることに
日常を卒なく生きられるというメリットを感じる。

そしてこの「慎ましさ」が
内なる罪悪感からもたらされたものだとしても
そこに一定のメリットが存在すれば

罪悪感すら悪いものではない
という理屈が成り立つ。

そう、
罪悪感を手放したいと思う一方で
罪悪感のメリットを享受してしまう。

手放したい一方で
必要性を感じてしまう

だからやっかいなのです。

人は誰もが目的を持って行動します。

それは意識に登っている目的だけでなく
無意識下にある目的もあります。

そうした時、
罪悪感は「人間関係のリスクを回避する」
という目的達成に有効な側面がある

すると手放せない。

必要性があるから、手放せない。

これは意識的にではなく、
無意識が選択しています。

この無意識の世界こそが我々の
行動を決定づけているのです。

意識的に性格を変えようと思っても
中々変えがたいのは、やはり無意識領域の
力が大きいからです。

だからと言って、
変えられないワケではありません。

その方法は沢山ありますが、
まずはこういった心のカラクリを知ることが重要です。

なぜ罪悪感を手放せないのか??

その背景には、こういった心のカラクリがある
ということを知ることが
まず最初の一歩として必要なことです。

潜在意識の書き換え方等も
今後色々と書いていければと思っています。

それではまた!

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