朝の目覚めが悪いのは、君の上司のせいではない。
仕事が憂鬱なのは、その職場のせいではない。
毎日に張りがないのは、パートナーのせいではない。
その鬱屈した感情はどこからくるのか?
感じること。
内側に潜り、感じること。
君の内側に、満たされない黒いもやがないか。
それは誰かを糾弾することで晴れるものではない。
君だ。
君が、どうしたいか。
ただそれだけ。
あの時本当はどうしたかったのか。
本当はどう思ったのか。
そして今、本当はどうしたいのか。
君自身よりも、君の本当を理解できる存在などいないんだよ。この世界には。
君が君に寄り添うことなく、誰がその満たされない空間を埋めるというのか。
自分に優しくする、といのは、何も好きなものを食べるとか、好きなものを買うとかいうことだけではない。
その前に、どこまで自分との「重なり」を感じることができているか。
自分との距離が離れた中で出てくる物質欲は偽りの欲望だ。
ひとりになろう。
そして、君とひとつになろう。
その時、君は「ひとり」であり、「ひとり」でない。
そこから湧き上がる本当の欲求を、使命と言い換えよう。
それは情熱であり、情動であり、君そのものだ。
もういちど、生きよう。
君だけの人生を、その再起の一歩は、いつでも踏み出せる。
必ず、できる。