繊細さんが子育てをすると
出くわすあるジレンマとは?
こんにちは!
アダルトチルドレン専門カウンセリングで
繊細さんなあなたを”創造主”に変える
魂統合カウンセラー&占い師の八神浩之です
今日は繊細さん(HSP)の子育てについて書いてみたいと思います
以前の記事でも書いているとおり
繊細さんには特殊能力があり
他人の感情をとても敏感に感じ取ることができます
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そのエンパス能力によって相手の想いを感じ取り
色々と気を回して先回りした行動をすることができます
そんな繊細さんが子育てをするとどうなるか??
やはりこの能力をフル活用し、
こどもの「想い」を汲み取り
こどもの「ニーズ」を感じ取り
ことばや行動の裏にある精神的な背景を理解するように努めます
これはとても素晴らしいことです
一見すると単なる「わがまま」に見えるようなこどもの行動にも
その裏にある「寂しさ」や「苦しさ」
そういった感情を理解し、そして受容することができるのです
こどもに対して、そんな愛ある接し方ができることも繊細さんの強みです
しかしここであるジレンマが生じます
それは、
パートナーが「非繊細さん」だったときです
それは一体どんなジレンマか??
それは
「非繊細さん」なパートナーは
こどもに対してあなたと真逆のアプローチをするからなんです
繊細さんなあなたは、
常にこどもの心情的背景を察知し汲み取ろうとすることに対し
非繊細さんなパートナーは
良くも悪くも「表面上の姿」で判断します
先程の例にもあるように
こどもは時に「寂しさ」や「苦しさ」
そういった辛さを紛らわせたり、或いはかまってほしいがために
わざと問題行動を起こすことがあります
この矛盾ともいえる心の動きを「非繊細さん」なパートナーは理解できません
だから
シンプルに問題行動をとる子を叱ろうとします
「なんでそんなことをするの!!」
「そんなことをしたらダメでしょ!!」 と
これに対してひどく分離感を感じるのが繊細さんです
繊細さんなあなたには
こどもの「真の姿」が見えるから
それを理解せずこどもを叱責するパートナーに対し
強いイライラを感じることがあるでしょう
こどもの本当の想いを理解せず
こどもを傷つけるような行為が許せないと感じることもあるでしょう
でもここでひとつ思い出してほしいことがあります
それは
あなたが生まれ育った環境は
「今のあなた」のように
心の内を理解してくれるような人ばかりでしたか?
きっとそんなことはなかったと思います
幸運にも両親はそうだった
という方もいるかもしれません
でも、
ひとたび学校や世間に出れば
そうでない人たち
あなたの心を理解せず
心をえぐるような言葉を投げかけてくる人もいたでしょう
そしてあなたは
そんな「非繊細さん」に囲まれた環境だから
今のあなたがはぐくまれた
という不都合な事実があります
様々な葛藤や分離感を感じながら育ち、
その経験のひとつひとつが
「心の奥行き」を理解できる今のあなたを作ったのです
だから
非繊細さんなパートナーも
きっとお子さんにとって必要な要素があるのです
物事はバランスです
絶対的な善も悪もありません
そんな光も闇もある
コントラストがある環境
だからこそ価値がある
そんな風に考えると
今の子育ての在り方についてまた違った捉え方ができるかもしれません
本日も最後までお読みくださり
ありがとうございました